◇バブルの理論
バブルの理論=値上がりすると期待するから買う、値上がり期待が拡大して買う人が増えるからさらに上昇する.下落はその逆。
=自己実現的投機 米W・ミッチェルは「金儲けこそ資本の運動の基本目的であり、これによって景気サイクルの過程が生じざるを得ない」と断じている。
モノの価格というのは時間軸を限定しなければ必ず変動する。生産者と消費者、当業者と投機家、売り手と買い手のそれぞれの思惑はそもそもズレており、その思惑自体も時々刻々と変化している。あらゆるモノの需要と供給の諸条件は自然条件、季節性、社会条件、技術的条件、心理的条件によって絶えず変化する。また、貨幣価値自体も同様に推移している。
貨幣価値が絶対的なものであり、万人が100%、このモノの価格は上昇しつづけると思えば、価格は暴騰しつづけるしかなく、売り手不在となり、買い唱えしかなければ価格は決まらず、交易は成立しない。しかし、思惑の違う売り手が存在するから、価格の値決めが可能となる。固定相場制というのも、より長期の変動相場の1局面として機能していたに過ぎず、長く続くものではない。
◇時間はすべての要素の中で最も重要なもの
ギャン理論で有名なW.D.ギャンは著書の「ストックコース」の第4章にて、タイム・サイクルによる予測という章を設け、株を取引する前に検討すべき最も重要なことは
(1)タイム・サイクル=強気の年か弱気な年かどうか、
(2)個別銘柄のサイクル、
(3)月足のサイクル、(
4)週間足のサイクルである、
と書いている。
「時間はすべての要素の中で最も重要なものであり、充分時間が経過しない限り、どんな大きな上昇も下降も始まらない。時間という要素は値動きの大きさと出来高という2つの要素に勝るとほど重要である」 ギャン『商品で儲ける法』 実際に相場に向かう場合、長期波動はどうか、中期サイクルはどうか、週足は、そして日足はどうか、という形で、まずは大局の波動をみて、徐々に階段を下りてきて、当面の方針を立てるというのが、アナリストの態度である。
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